【お取引先インタビュー】「全国の物流を支える」アサヒロジ平塚支店様

あしがら材を使った作業台を導入いただいた、アサヒロジ平塚支店小野崎支店長にお話を伺いました。

・アサヒロジ様はどのような会社ですか?

運送、倉庫運営、作業加工を行っている物流会社です。賞味期限などの品質管理や倉庫内の安全管理を強みに、アサヒグループのノウハウを生かして事業を全国に展開し、一日に約1500台のトラックが運送を行っています。

↑倉庫の様子。大型トラックが何台も停車し、荷下ろしなどを行っていました。


・今回どのような経緯で作業台を導入いただくことになりましたか?

平塚支店は、2023年に配送拠点として開設しましたが、運送や商品の保管だけではなく、商品の袋詰めやタグづけなどの流通加工を手掛ける中で、軽作業を行う台が必要になっていました。
そのタイミングで、本社から地域材を活用する話があり、試作品によるテスト期間も経て、作業台を導入することを決めました。

↑導入いただいた作業台(W1500×D1100×H720)。作業台として強度が重視されるため、天板にはメラミン樹脂を使用しました。


・これまでは木製の台は使っていなかったとのことですが、実際に使用してみていかがですか?

土台がしっかりしていて安定感がありますね。作業していてずれることはあまりないので安心して使用できますし、脚の部分にフォークリフトの爪を入れやすくなっているので、運ぶ時も便利です。

また、作業台と一緒に高さ調整用の台も用意してもらったので、作業内容や作業する人の身長にあわせて、作業台や既存の机に載せて使っています。

↑高さ調整用の台を載せた状態の作業台。


・予算などの制約条件は考えずに、「ここにも木が使ってみたい!」というものはありますか?

倉庫内に事務スペースや休憩場所として使える部屋があるのですが、いまは事務的な机や椅子しかないので、そこに木を使えたら温かみが出ていいなと思います。
今回、作業台とは別に木のパーテーション(試作品)も作ってもらいましたが、届いたときに木の香りが感じられてよかったですね。

↑倉庫はこちらの4階。らせん状の大きなスロープが特徴的です。


【インタビューを終えて】

森が私たちの見えないところで様々な働きをしているように、物流会社のみなさまも私たちの暮らしを陰で支えてくれる「縁の下の力持ち」です。
森や木とは少し遠い存在ではありますが、今回あしがら材の活用を進める弊社の取組にご理解いただき、作業台を導入していただいたことに改めてうれしく思いました。

南足柄や近隣地域から通われている従業員の方もいらっしゃるということで、倉庫内で働かれているみなさまに、この作業台を通して少しでも南足柄の森を感じていただけたらと思います。

アサヒロジ平塚支店様、このたびはありがとうございました!

(おわり)